テクノロジーアートにおける言説とメディア －死生観を反映した芸術表現－

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23520195
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 芸術学・芸術史・芸術一般
• 研究機関: 静岡産業大学
• 研究代表者: 北市 記子 静岡産業大学, 情報学部, 准教授 (90412296)
• 研究分担者: 八尾 里絵子 甲南女子大学, 文学部, 准教授 (10285413)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• キーワード: 山口勝弘 / 実験工房 / ヴィトリーヌ / メディアアート

研究概要

本研究は、メディアアートのパイオニアとしてわが国のアートシーンに偉大な功績を残してきた山口勝弘の「今」
について言及する。
2010 年以降、我々は山口から直接依頼を受けて彼の作品制作に密接に関わっており、その成果の一つとして2013 年10 月に展覧会「回遊する思考：山口勝弘展」を開催した。そこでは近年の代表作と共に、今回の展覧会に向けて新たに制作した最新作「ヴィトリーヌもどき」も発表された。

研究成果

• [雑誌論文] 社会的アクティビティとしてのメディアアート関連プロジェクト (2013)
  • 著者名/発表者名: 北市 記子
  • 雑誌名: 静岡産業大学情報学部研究紀要 巻: 第15号 ページ: 31-46
  • 査読あり
• [学会発表] イメージの桃源郷-山口勝弘とナムジュン・パイクの晩年における創造的行為 (2014)
  • 著者名/発表者名: 北市 記子
  • 学会等名: 日本映像学会第40回全国大会
  • 発表場所: 沖縄県立芸術大学
  • 年月日: 20140600
• [学会発表] 「回遊する思考 : 山口勝弘展」からみる創造的行為について (2014)
  • 著者名/発表者名: 八尾 里絵子
  • 学会等名: 日本映像学会関西支部第72回研究会
  • 発表場所: 神戸芸術工科大学
  • 年月日: 20140500
• [学会発表] メディアアートの先駆者・山口勝弘の近作に見る批判的思考 (2012)
  • 著者名/発表者名: 北市 記子、八尾 里絵子
  • 学会等名: 環境芸術学会第13回大会
  • 発表場所: 東海大学
  • 年月日: 20121100
• [図書] まなびのとびら (2013)
  • 著者名/発表者名: エイドリエン・ガーデン、川又 淳、北市 記子, 他
  • 総ページ数: 48-62
  • 出版者: 羽衣出版
• [備考] ① 展覧会の開催「回遊する思考 : 山口勝弘展」、2013年10月、神戸芸術工科大学ギャラリーセレンディップ
• [備考] ② ホームページ 「山口勝弘展」、2013年7月より運用開始
  • URL: http://imaginarythinking.tumblr.com/