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2014 年度 研究成果報告書

アイヌ口承文学的解釈学の創出

研究課題

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研究課題/領域番号 23520208
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本文学
研究機関東京大学

研究代表者

坂田 美奈子  東京大学, 総合文化研究科, 教務補佐員 (30573109)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードアイヌ / 口承文学 / エスノヒストリー / 歴史認識
研究成果の概要

アイヌ口承文学を内在的に読み解く方法を立ち上げる試みとして、再帰的モチーフを抽出し、モチーフ相関図を作成した。これによって特定の物語を解釈したり、モチーフ概念を検討したりする際に参照すべき物語のネットワークが可視化される。具体的事例として村の滅亡/再生テーマの物語群を分析した。村の滅亡原因は嫉妬、夜襲、疱瘡の三類型がある。この三つのモチーフ間の概念的な関係や、三つのそれぞれが他のどのようなモチーフ群と隣接関係があるかを分析することにより、個々のモチーフの概念やテーマの示唆する意味が浮かび上がる。このような作業の積み重ねにより、アイヌ口承文学のテクスト分析が可能になるだろう。

自由記述の分野

口承文学研究

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公開日: 2016-06-03  

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