研究課題
基盤研究(C)
鎌倉時代説話集『十訓抄』の作品研究を深めるための基礎研究として、現存する写本・版本の調査および本文研究、明治期以降に於ける享受の様相について調査・研究を行った。片仮名・平仮名写本および版本については、可能な限り原本調査を行い、これを一覧する基礎資料を作成するとともに、それぞれの関係について考察を行った。更にその分析の最初として『十訓抄』序文の構造や編者の編纂意識を分析する論考を纏め、成立契機として京都六波羅探題府の設置を注視する口頭発表を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
日本文学
巻: No. 709・第61巻, 第7号 (依頼原稿) ページ: 44-54
國語國文
巻: 第80巻, 第8号 ページ: 35-52