(1)基礎的な資料の収集(継続)―日露戦後から明治終焉期にかけての女性の位置づけについて女性労働史および出版史関連の資料も補足的に調査した。 (2)資料の解析作業―平成20年度~21年度の研究成果を踏まえ、「労働」と「交流・連関」の視点から雑誌文化の特性を検証した。全体の仕上げの作業である。 (3)成果発表―研究のまとめを行うために、第二次資料収集を可能なかぎり行った。成果について関連する学会・研究会での発表を行い、批判的検討を加え、得られた成果を論文として発表し、研究のまとめを行った。上述の研究方法と方針にそった研究成果報告書を作成し、関連の研究者、研究機関に配布した。
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