研究課題/領域番号 |
23520245
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研究機関 | 清泉女子大学 |
研究代表者 |
藤澤 秀幸 清泉女子大学, 文学部, 教授 (20245939)
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研究分担者 |
藤本 勝義 青山学院女子短期大学, その他部局等, 名誉教授 (60156908)
佐伯 孝弘 清泉女子大学, 文学部, 教授 (40255956)
姫野 敦子 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (90334268)
藤井 由紀子 (青谷由紀子) 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (70551943)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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キーワード | 日本文学 / 怪異 / 幻想 / 死と救済 / 東アジア / 朝鮮王朝 / 水陸斎 / 死生観 |
研究実績の概要 |
研究会を開催して、研究メンバーがそれぞれの専門分野における「怪異」に関する研究を報告し合った。「怪異データベース」と「怪異研究文献目録」の作成を行った。 韓国の研究者を招いて、清泉女子大学人文科学研究所・高麗大学校民族文化研究院共催の「公開シンポジウム 文学における〈死と救済〉――東アジアの怪異の視点から――」(平成27年5月16日、清泉女子大学)を開催した。発表者と題目は以下の通りである。金基珩(高麗大学校教授)「『水陸斎』における死の様相と儀礼の構造的な特徴」、姜祥淳(高麗大学校教授)「朝鮮王朝社会の儒教的転換と死生観の変化」、金貞淑(檀国大学校教授)「朝鮮王朝時代のあの世体験の死と還生の理念性」、藤澤秀幸(清泉女子大学教授)「日本文学における死と救済――怪異の視点より――」(前年度シンポジウムの報告)、佐伯孝弘(清泉女子大学教授)「『万の文反古』巻三の三『代筆は浮世の闇』を巡って――」。同時通訳として高永爛(高麗大学校教授)、コメンテイターとして沈致烈(誠信女子大学校教授)の両氏も招聘した。日本側のメンバーである藤本勝義(青山学院女子短期大学名誉教授)、姫野敦子(清泉女子大学准教授)、藤井由紀子(清泉女子大学准教授)は韓国研究者の発表のコメンテイターを務めた。 「公開シンポジウム 文学における〈死と救済〉――東アジアの怪異の視点から――」の書籍化の準備を行った。笠間書院から出版されることが決定している。
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