研究課題
基盤研究(C)
2011年度から2015年度までの4年間にわたった本研究は、江戸時代における私家集と私撰集について、刊本・写本を問わずその全体像(総量)を把握するとともに、未紹介私家集を発掘・翻印紹介し、さらには主要作品の注釈的研究にも道筋をつけるものであった。未紹介私家集としては、美濃岐阜の地下歌人賀島有一(かしま・ゆういち)の『砂長集』を翻印紹介し、注釈的研究としては、香川景樹の家集『桂園一枝』の注釈を整え終えた。
人文学