次年度の研究費の使用計画 |
当該年度同様に、研究実施計画に基づき、主に資料の収集、撮影・複写を行う。先の「今後の研究の推進方策」の具体的な作業内容に照らせば、次のとおりである。 アについて、岐阜県・愛知県内在住の個人所蔵の資料(明治期の句集など45タイトル)を借用し、撮影・複写する。なお、個人蔵の資料の中には、撮影を外部の専門業者に委託する資料がある。内訳:基本料1,000円×6+撮影費160円×950コマ+梱包費1,000円×3+送料+消費税(概算170千円)を要する。イについて、岐阜県・愛知県内在住の愛好者に、聞き取り調査を行う。謝金(10千円×3)に、30千円程度を要する。 更に、地方の公共図書館に埋もれた蔵書は、原本からの直接コピーはできないし、マイクロフィルムになっていないものが多い。そこで、複写を依頼した場合、マイクロフィルム撮影を依頼することから経費を要する。内訳:基本料1,000円×3+(マイクロフィルム撮影費60円+紙焼き150円)×280コマ+梱包費1,000円×3+送料+消費税(概算70千円)。その他、コピー代(1枚10円×8,000)に、80千円程度を要する。 出張旅費は、岐阜県・愛知県内で、30千円程度を要する。例:星ヶ丘(勤務地)から多治見駅(地下鉄230+JR480)×2+日当1,100円=2,520円。その他、データの入力作業などに学生アルバイトを雇用する。時給820円で合計146時間、120千円程度を要する。 次年度に使用する予定の研究費が生じたのは、一部の書類不備により、当該年度に実施した業者委託の資料撮影費(183千円)の支払いが遅れたことと、購入を予定した文書画像文字検索ソフト(58千円)の納品が遅れたためである。前者は次年度4月に支払い、後者は、該当商品の購入を見合わせ、別なソフトを検討するか、資料の撮影・複写、又は購入に充当する。
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