研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ニュージーランドにおいて、多文化・多民族の共生を希求し、可能にするポストコロニアル(植民地主義後)アイデンティティが形成されていく過程を、ニュージーランドの先住民族マオリの文学に焦点を当て、解読することを通じて明らかにした。特にウィティ・イヒマエラの神話的手法に注目し、マオリの神話・伝統を現代というコンテクストの中に置き直し、再解釈することを通して、差別を再生産する家父長制に陥らない共生のアイデンティティの構築の仕方を示した。
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南半球評論
巻: 第29号 ページ: 33-45
日本ニュージーランド学会誌
巻: 第21号 (近日出版予定)