研究課題
基盤研究(C)
偶像崇拝・破壊論争という切り口を通して西欧精神が、聖なるもの表現をどう捉えてきたかをキリスト教誕生の初期から古代末期、中世そして宗教改革時代までたどり、その文学的反映を16・17世紀詩人に見るという研究であり、「偶像崇拝の記号論」と題して5回分の論考を発表し、古代における偶像崇拝・破壊論争の有り様を概観し、また「ダンの「蚤」とルターの聖像破壊批判」においてルターの詩においてルターの思考の反映があることを指摘検証した。
ヨーロッパ文学