研究課題
基盤研究(C)
本研究は、エズラ・パウンドの詩と詩論に見出される経済論と創作スタイルの関係、特に、彼の「利子(高利)」批判と「反抽象」の姿勢の関係を明らかにすることを目的とした。研究の結果、パウンドの「利子」批判と「反抽象」の姿勢には連関性が認められること、「利子」批判が見られる「詩篇」において、しばしば、ファシズムや儒教に関連するトピックが連結されること、「利子」批判が顕著になる後期の『詩篇』において、初期の『詩篇』の創作原理であった「表意文字的手法」の性質が変化していることなどを確認ができた。
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文化表象のグローカル研究—研究成果中間報告(北山研二編、成城大学グローカル研究センター)
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『境界の消失と再生—19世紀後半から20 世紀初頭の欧米文学』基盤研究 (B)(科学研究費報告書、課題番号20320054、代表西川智之)
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