(1)古代ギリシアのプラトンから、中世を経て、初期近代のガリレオ、ケプラーまでの宇宙論の概観を掴み草稿を著した。 (2)16-17世紀イギリスのThomas Harriotの思想をマニュスクリプトを中心に解読・研究、併せて周辺の天文学者GilbertやDiggesからNewtonの著作を精査した。特に無限、原子論が研究の焦点である。 (3)Harriotも一員のHenry Percyのサークルの詩人George Chapmanの詩を精読し、そこからPercyサークルの「世界」についての思想の一端を読み解いた。彼らが依拠していたBrunoやFicinoも併せ研究し、口頭発表と論文として公表した。
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