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2013 年度 研究成果報告書

エリザベス朝演劇における社会的弱者の表象研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23520320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関学習院大学

研究代表者

中野 春夫  学習院大学, 文学部, 教授 (30198163)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードエリザベス朝演劇 / 社会的弱者 / 浮浪者 / シェイクスピア
研究概要

本研究の課題はエリザベス朝イングランド社会の社会的弱者が同時代の演劇においてどのように表象されたのか、その表象の社会的背景を分析することである。本研究がエリザベス朝の社会的弱者を対象とする理由としては、今日の社会保障制度の起源が同時代のイングランドに生まれた救貧法にあり、その点本研究の対象こそが貧困対策が法的に国家義務となった社会における最初の社会的弱者であったからである。本研究は変化する社会の中で演劇が社会的弱者にどう向かい、貧困者たちに登場人物としてどのような社会的イメージを与えていたのか、そのイメージにはどのような不安、恐怖、本音が投影されていたのかを解明した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 2012

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)

  • [雑誌論文] 伝説の浮浪者王コック・ローレル―16世紀イングランド社会における浮浪者像の生成2014

    • 著者名/発表者名
      中野春夫
    • 雑誌名

      学習院大学文学部研究年報

      巻: 第60号 ページ: 81-102

  • [雑誌論文] 行商人の裏稼業―16世紀イングランド文学における浮浪者のステレオタイプ的イメージ2013

    • 著者名/発表者名
      中野春夫
    • 雑誌名

      学習院大学文学部研究年報

      巻: 第59号 ページ: 157-83

  • [雑誌論文] 『不思議の国』のハムレット2012

    • 著者名/発表者名
      中野春夫
    • 雑誌名

      シェイクスピアと演劇文化―日本シェイクスピア協会創立50周年記念論文集(研究社)

      ページ: 3-24

    • 査読あり
  • [学会発表] 浮浪者喜劇『十二夜』2013

    • 著者名/発表者名
      中野春夫
    • 学会等名
      第86回 日本英文学会全国大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2013-05-25
    • 招待講演
  • [学会発表] エリザベス朝演劇における浮浪者2013

    • 著者名/発表者名
      中野春夫
    • 学会等名
      九州シェイクスピア研究会・第166回
    • 発表場所
      西南学院大学
    • 年月日
      2013-03-26
    • 招待講演

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公開日: 2015-07-16  

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