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2013 年度 実績報告書

現代エスニック・アメリカ文学における空間表象の研究

研究課題

研究課題/領域番号 23520352
研究機関松山大学

研究代表者

吉田 美津  松山大学, 経営学部, 教授 (80140622)

キーワードアジア系アメリカ文学 / ネイティヴ・アメリカンの文学 / エスニシティ / 自然観 / 語り / 空間表象
研究概要

平成25年度の研究実績は、著書(共著)一冊である。他に雑誌論文一件と著書(共著)一冊が現在印刷中である。
1.研究実績:〔著書(共著)〕「檀香山からシエラネヴァダ山脈へ――『アメリカの中国人』におけるオルタナティヴな自然観」(吉田美津)『憑依する過去――アジア系アメリカ文学におけるトラウマ・記憶・再生』小林富久子監修、石原剛、稲木妙子、原恵理子、麻生亨志、中垣恒太郎編著、金星堂、2014年、183-199頁。〔(印刷中)著書(共著)〕「アジア太平洋世界の想像力――『ドナルド・ダックの夢』と『アメリカの中国人』を中心に」(吉田美津)『エスニック研究のフロンティア』(多民族研究学会10周年記念号)、多民族研究学会編、金星堂。〔(印刷中)雑誌論文〕「『儀式』における「語り」の世界と物語空間」『松山大学論集』25巻6号。
2.内容・意義・重要度:「檀香山からシエラネヴァダ山脈へ――『アメリカの中国人』におけるオルタナティヴな自然観」では、中国人移民の自然観を十九世紀の文学的サブライムを背景に人種と自然の関係において論じた。「アジア太平洋世界の想像力――『ドナルド・ダックの夢』と『アメリカの中国人』を中心に」では、フランク・チンとマクシーン・ホン・キングストンの作品における中国系アメリカ(人)の異なる描出の意味を明らかにした。「『儀式』における「語り」の世界と物語空間」では、ネイティヴ・アメリカンの作家、レスリー・マーモン・シルコーの『儀式』における物語空間がどのように小説的な語りと口承伝承の融合と葛藤によって構築されているかを展開した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 『儀式』における「語り」の世界と物語空間2014

    • 著者名/発表者名
      吉田 美津
    • 雑誌名

      松山大学論集

      巻: 25.6 ページ: 印刷中

  • [図書] 「檀香山からシエラネヴァダ山脈へ―『アメリカの中国人』におけるオルタナティヴな自然観」(吉田美津)『憑依する過去ーアジア系アメリカ文学おけるトラウマ・記憶・再生』2014

    • 著者名/発表者名
      小林富久子監修 石原剛、稲木妙子、原恵理子、麻生亨志、中垣恒太郎編著、執筆者吉田美津他14名。
    • 総ページ数
      368 (183-199)
    • 出版者
      金星堂
  • [図書] 「アジア太平洋世界の想像力――『ドナルド・ダックの夢』と『アメリカの中国人』を中心に」(吉田美津)『エスニック研究のフロンティア』2014

    • 著者名/発表者名
      多民族研究学会編、執筆者吉田美津他33名。
    • 総ページ数
      印刷中
    • 出版者
      金星堂

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公開日: 2015-05-28  

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