研究課題/領域番号 |
23520414
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
|
研究機関 | 独立行政法人水産大学校 |
研究代表者 |
中島 邦雄 独立行政法人水産大学校, その他部局等, 教授 (00416455)
|
研究分担者 |
島村 賢一 久留米大学, 外国語教育研究所, 教授 (60258366)
嶋﨑 啓 東北大学, 文学研究科 (60400206)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | 独文学 / ファシズム / ロマン主義 / フェミニズム / 神話学 |
研究概要 |
A.ボイムラーは、カントとヘーゲルの研究者として啓蒙主義的な立場から出発し、後にバッハオーフェンの『母権制』評価の口火を切る一人となったが、その後ナチスに荷担しファシズムの思想を展開した。このような最初とは正反対の立場への思想の変遷がなぜ、どのようにして生じたのか?「序文」にみられるヘーゲル的・啓蒙主義的な歴史観と矛盾しながらも並存するプレ・ファシズムの思想のありようを、神話学、文学、言語学、フェミニズムの観点から分析することによって明らかにした。
|