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2013 年度 研究成果報告書

ファシズムとの関連におけるA.ボイムラ―の思想に見られるドイツ的特質の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23520414
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関独立行政法人水産大学校

研究代表者

中島 邦雄  独立行政法人水産大学校, その他部局等, 教授 (00416455)

研究分担者 島村 賢一  久留米大学, 外国語教育研究所, 教授 (60258366)
嶋﨑 啓  東北大学, 文学研究科 (60400206)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード独文学 / ファシズム / ロマン主義 / フェミニズム / 神話学
研究概要

A.ボイムラーは、カントとヘーゲルの研究者として啓蒙主義的な立場から出発し、後にバッハオーフェンの『母権制』評価の口火を切る一人となったが、その後ナチスに荷担しファシズムの思想を展開した。このような最初とは正反対の立場への思想の変遷がなぜ、どのようにして生じたのか?「序文」にみられるヘーゲル的・啓蒙主義的な歴史観と矛盾しながらも並存するプレ・ファシズムの思想のありようを、神話学、文学、言語学、フェミニズムの観点から分析することによって明らかにした。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] アルフレート・ボイムラーとカール・ケレーニイの神話学-トーマス・マンによるバッハオーフェンとフマニスムス-2013

    • 著者名/発表者名
      中島邦雄
    • 雑誌名

      かいろす

      巻: 51号 ページ: 42-64

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ロマン主義とナショナリズム-ボイムラーの「バッハオーフェン論」におけるロマン主義観について2013

    • 著者名/発表者名
      嶋﨑順子
    • 雑誌名

      かいろす

      巻: 51号 ページ: 65-94

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ボイムラーのヤーコプ・グリム像2013

    • 著者名/発表者名
      嶋﨑啓
    • 雑誌名

      かいろす

      巻: 51号 ページ: 95-106

    • 査読あり
  • [雑誌論文] バハオーフェンの『母権制』への共感は父権的ナチスの党員としてのボイムラーにおいてどう折り合わされたのか2013

    • 著者名/発表者名
      島村賢一
    • 雑誌名

      かいろす

      巻: 51号 ページ: 107-133

    • 査読あり
  • [学会発表] アルフレート・ボイムラーとカール・ケレーニイの神話学?深さとフマニスムス-2013

    • 著者名/発表者名
      中島邦雄
    • 学会等名
      日本独文学会西日本支部
    • 発表場所
      コンパルホール(大分市)
    • 年月日
      20131200
  • [学会発表] ロマン主義とナショナリズム―ボイムラーのロマン主義観―2013

    • 著者名/発表者名
      嶋﨑順子
    • 学会等名
      かいろすの会研究発表会
    • 発表場所
      九州産業大学(福岡市)
    • 年月日
      2013-03-29
  • [学会発表] A.ボイムラーのJ.グリム像2013

    • 著者名/発表者名
      嶋﨑啓
    • 学会等名
      かいろすの会研究発表会
    • 発表場所
      九州産業大学(福岡市)
    • 年月日
      2013-03-29
  • [学会発表] ドイツ文化の類型の一つとして支配系普遍主義を見る可能性2012

    • 著者名/発表者名
      島村賢一
    • 学会等名
      日本独文学会西日本支部大会
    • 発表場所
      福岡大学(福岡市)
    • 年月日
      20121200

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公開日: 2015-07-16  

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