研究課題
基盤研究(C)
中国古典の詩や賦を解釈する際に、諷諫作用が強調されてきたが、その一因として男女間の愛情表現に対するタブーの意識がある。『詩経』の恋愛詩を、君臣関係の隠喩表現であると解釈されてきたことはよく知られているが、宋代・明代の作品においても女性美の直接的な描写を避ける等、同様のタブーの意識が見られる。陶淵明においては口語的・俗語的表現を詩に用いたこと、杜甫においては異民族の奴隷を詩の主人公として取りあげた等、それまでの詩のタブーを大胆に打破した点において、革新性を見出すことができる。
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