研究課題
基盤研究(C)
乾隆時代に、無官のまま地方都市に移動して文学活動を行った杭州詩人集団について、具体的な活動と、彼らの詩風について考察を行った。その結果、それまで文学的には無名であった天津の地で、査氏の水西荘の元に集った杭州詩人たちが、詩の唱和を中心に、地方誌の編纂、天津を詠じた詩の制作、各種編纂事業に参加し、天津文壇の活性化に貢献した実態を明らかにした。また、杭州詩人が参加した揚州詩壇の唱和集である『韓江雅集』と天津の『沽上題襟集』を比較し、その内容と浙派の詩風との関連について論じた。
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福山平成大学経営学部紀要『経営研究』
巻: 第9号 ページ: 1-22
中国中世文学
巻: 第62号 ページ: 34-56
巻: 第8号 ページ: 52-70
巻: 第10号 ページ: 15-32