研究課題
これまでスペイン10都市、中南米14都市において、スペイン語の文法バリエーションについての現地アンケート調査(20ほどのテーマ。110余の質問)を実施、約500人分の結果をデータベース化してきた。昨年度中米とカリブ海域の2カ国、および、スペイン北西部の1都市を加えて、スペイン語圏の重要な地点をほぼ網羅することができた。最終年度は、現地調査で得られたこの結果をデータベース化し、研究分担者上田博人のホームページにアップし、これまで10年余りで得られたデータとともに一般に公開、自由に利用できる状態にした。これに先んじて、昨年度末にはマドリード自治大学の言語学者Elena de Miguel博士を招き、文法研究と変異について講演ならびに、本研究の評価をお願いした。本データベースの概要および有益性については、研究代表者が、2014年10に東京で開催された、学会ALFALITO(ラテンアメリカ言語学会、東京地域大会)の場にても発表することができた。スペイン語圏における調査地点はなお残っている。今後さらにこれらを網羅し、より精度の高い資料体にしていくことを期す。
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