研究課題
基盤研究(C)
日本語と朝鮮語における複合格助詞や複合動詞について詳しく考察すると,朝鮮語よりも日本語における方が文法化が生じている状況にあることが明らかになるが,文法化に関する両言語間のこの相違は,朝鮮語は語なら語,節・文なら節・文といったように,基本的には語と節・文の地位を区別する仕組みになっているのに対して,日本語は語と節・文が重なって融合している性質のものが存在する仕組みになっている,といった両言語間における形態・統語的仕組みの相違が起因していることが証明される。
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日本語複文構文の研究 (ひつじ書房)
ページ: 545-558
ページ: 673-694
解放的語用論への挑戦 (くろしお出版)
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複合動詞研究の最先端―謎の解明に向けて― (ひつじ書房)
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形式語研究論集 (和泉書院)
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日本語文法 (日本語文法学会)
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Journal of Pragmatics
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はじめて学ぶ日本語学―ことばの奥深さを知る15章― (ミネルヴァ書房)
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