現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究の研究期間は3年間で、初年度および次年度には音声収録ならびに各種音響パラメータの計測・解析とその結果に関する検討を、そして最終年度には、音声生成理論と関連づけた統括的な考察を行う計画である。初年度に若干生じた遅れも、本年度で解消することができ、来年度は全体の考察とまとめに移れる状況である。 なお、これまでの成果の一部を、2012年5月に香港で開催された国際会議 "Acoustics 2012 Hong Kong" において発表した(S. Hiki and K. Kakita, "Properties of the duration of pauses in the recitation of a Japanese text," Proceedings of the Acoustics 2012 Hong Kong, Hong Kong, May 13-18, 2012.)。
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次年度の研究費の使用計画 |
最終年度にあたり、研究発表および研究成果報告書作成を中心に、書籍、文献複写、ソフトウエアなどに支出する予定である。 すでに、研究発表は、国際会議が2件決定している(6月2日~7日モントリオールにおいて ICA 2013(21st International Congress on Acoustics, 第21回国際音響学会議)、および6月17、18日シンガポールにおいて "L3 2013"(2nd Annual International Conference on Language, Literature & Linguistics, 第2回言語・文学・言語学国際会議)。
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