研究課題
基盤研究(C)
非流暢性要素については、filled pauseの高さが、前後の言語的toneから予測可能であることを明らかした。Filled pauseにはtoneを指定する必要がなく、通常の韻律構造の一部に含める必要はないことが明らかになった。自然下降については、final loweringを分析し、その生起領域が通常は発話を構成する最後のアクセント句であること、ただし、発話の深い切れ目では、もうひとつ前のアクセント句まで領域が広がることを明らかにした。これによって1980年代から続く論争を解決に導いた。副次的成果として韻律特徴の生起頻度情報から話者の性別と年代を精度よく予測できることを示した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
Proc. DiSS 2013 (The 6th Workshop on Disfluency in Spontaneous Speech, Stockholm)
ページ: 41-44
Proc. LREC 2012
ページ: 991-996
http://researchmap.jp/MAEKAWA_Kikuo/