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2013 年度 実績報告書

クメール語のテンスとアスペクトの体系に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23520496
研究機関東京外国語大学

研究代表者

上田 広美  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (60292992)

研究分担者 岡田 知子  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (70292993)
キーワードクメール語 / カンボジア語 / テンス / アスペクト
研究概要

最終年度である平成25年度は、これまでに収集したクメール語資料から収集した用例の分析を行い、本テーマについて雑誌論文1件を発表した。また、分析した用例の一部を利用して、研究グループが所属する東京外国語大学の学部学生を対象にした言語教育のために文法学習教材を作成し試用した。
用例分析の過程で、追加の言語資料を整備するため、データ入力、インフォーマント調査を行った。本年度前半(9月)に、海外協力者であるカンボジア王立プノンペン大学のVAN, Sovathana氏からクメール語用例分析に関する助言を受けるとともに、クメール語文法学習に関する講演を行った。また、本年度後半(10月、1月)には、それぞれ、タイ国立カセサート大学のSoysuda NARANONG氏、Bussaba BANCHONGMANEE氏から、クメール語よりも日本語との対照研究の進んでいるタイ語研究の観点から研究成果に対する助言を受けるとともに、東京外国語大学にて対照研究と外国語教育に関する講演、研究会を開催した。
平成24年度に引き続き、本研究に必要な先行研究及び資料となる書籍、記憶媒体等の消耗品を購入した。外国旅費は、海外協力者としてタイからの2名の招聘を行ったため、その旅費を支出し、海外調査のための支出はなかった。また、収集した音声資料の文字化、例文収集用のコーパス作成のためのデータ加工の外注費を支出した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] クメール語の形容詞文について2014

    • 著者名/発表者名
      上田広美
    • 雑誌名

      慶應義塾大学言語文化研究所紀要

      巻: 45 ページ: 159-173

  • [雑誌論文] リティ・パニュ監督による最新映画2014

    • 著者名/発表者名
      岡田知子
    • 雑誌名

      東京外大東南アジア学

      巻: 19 ページ: 162-164

  • [図書] 東南アジアを知るための50章2014

    • 著者名/発表者名
      東京外国語大学東南アジア課程編(分担執筆:上田広美、岡田知子)
    • 総ページ数
      460
    • 出版者
      明石書店
  • [図書] アジアの芸術史 文学上演篇II 朝鮮半島、インド、東南アジアの詩と芸能2014

    • 著者名/発表者名
      赤松紀彦編(分担執筆:岡田知子)
    • 総ページ数
      206
    • 出版者
      藝術学舎

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公開日: 2015-05-28  

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