日本の大学で英語科目を受講する学生とオーストラリアの大学で日本語を学ぶ学生を対象としたオンライン異文化インターアクションプロジェクトを元に、日本人学生の英語学術リテラシーの発達過程、異文化相互学習ネットワーク形成過程、そしてネットワークが言語習得過程に及ぼす影響を質的・量的に調査した。研究結果として、オンラインインターアクションにて情報を収集・分析し、英語論述課題に融合していく際に起こる様々な言語管理過程を例証し、状況におけるアイデンティティの変容およびメタ認知・認知能力の発達などにより言語管理が促進され、第二言語学術リテラシーの習得に繋がることを明らかした。
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