研究課題
基盤研究(C)
ウイグル漢字音成立過程の解明について、ベルリン所蔵ウイグル文字表記漢文本U5335を中心的に扱い、加えていくつかのウイグル文字表記の漢文断片を同定し、資料とした。いずれもこれまでほとんど研究されたことのない文献であった。ウイグル漢字音が10世紀代の「プロト体系」から徐々にウイグル語音化し、やがてU5335に見られるような元朝時代の簡素化した体系に発展してゆく過程を記述し、庄垣内がかつて体系として再構、提出したウイグル漢字音を検証し、その成立、発展を包括的に記述することができた。
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『日韓漢文訓読論集』, 勉誠出版. [近刊]
Proceedings of the 1st International Colloquium on Ancient Manuscripts and Literatures of the Minorities in China (edited by J. Huang, H. Nie & L. Ma), Minzu Publishing House (民族出版社), Beijing
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Тангуты в Центральной Азии: Сборник статей в честь 80-летияпрофессора Е.И.Кычанова(edited by I. F. Popova), Восточная литература, Moscow
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Dynamics in Eurasian languages II -Studies on Languages in Multi-lingual Areas- (CSEL 17), Kobe City College of Nursing City College of Nursing
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Yarmakan, Semih Tezcan'a Arma?an : Abant ?zzet Baysal Universitesi Sosyal Bilimler Enstitusu Dergisi 13, Bolu
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