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2011 年度 実施状況報告書

早期日英バイリンガルの14年間縦断データのナラティブ分析研究

研究課題

研究課題/領域番号 23520536
研究機関摂南大学

研究代表者

田浦 アマンダ  摂南大学, 外国語学部, 講師 (60388642)

研究分担者 田浦 秀幸  立命館大学, その他の研究科, 教授 (40313738)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードバイリンガリズム / ナラティブ / 縦断研究
研究概要

本科研費研究の中間発表として、第8回国際バイリンガリズムシンポジウム(2011年6月ノルウェー・オスロ)で'Linguistic and narrative development in a Japanese-English bilingual's first language acquisition: a 14-year longitudinal case study'を発表し、更に同年8月には第16回世界応用言語学会(2011年8月中国・北京)でも'Japanese-English bilingual first language acquisition - two longitudinal studies'を発表した。バイリンガリズムと応用言語学分野で世界最高レベルのフィードバックを得ることができる学会での発表であったので、今後の分析方法について具体的なアドバイスや有益な示唆を得ることが出来た。日英バイリンガルから14年間縦断収集したデータを言語学的側面・ナラティブ側面の両面から分析した途中経過の報告であったが、学会発表後のフィードバックより、当初予定していた以上の分析をナラティブデータ分析に関して行う必要性が出てきた。より質の高い研究成果をあげるために、研究2年目と3年目の分析予定量を増やす計画に変更予定である。また、世界的学会に参加しバイリンガリズムやナラティブの研究報告を目の当たりにして新たなヒントを得るとともに、同じ研究分野の研究者とのネットワークも多少築くことができ、今後役立てていきたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

1年目としては計画通りに進んでいるが、当初計画していない分析方法に関する知見を得ることができたので、その分析を含めると若干計画よりも遅れている。

今後の研究の推進方策

既にデータは手元にあるので、ナラティブ分析を当初の計画通りに進めながら、更に別の分析方法も加味して遂行予定。

次年度の研究費の使用計画

当初計画よりも分析量が増えたので、大学院生アルバイト料を増やす必要がある。また、新たに加えた分析方法による結果を国内外の学会で発表しフィードバックを得る必要があるので、学会参加費や旅費が当初計画よりも増える可能性がある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Japanese-English bilingual first language2011

    • 著者名/発表者名
      Hideyuki Taura and Amanda Taura
    • 学会等名
      16th World Congress of Applied Linguistics
    • 発表場所
      Beijing Foreign Studies University, China
    • 年月日
      2011.8.26
  • [学会発表] Narrative development in a Japanese bilingual2011

    • 著者名/発表者名
      Hideyuki Taura and Amanda Taura
    • 学会等名
      8th International Symposium on Bilingualism
    • 発表場所
      University of Oslo, Norway
    • 年月日
      2011.6.16

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公開日: 2013-07-10  

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