研究課題
基盤研究(C)
東北地域所蔵の往来物資料について、書誌的文献学的な紹介とともに、その分布や偏在状況を提示した。近世期における東北の諸地域の教育環境や文化的背景を考察検討するうえで、それら資料が重要な示唆を与えてくれるものであることが判明した。研究成果として、最も重要な点は、近世期の東北では、日本海沿岸と内陸部の文化的土壌が違っていたことが立証できたことである。日本海沿岸(秋田・酒田)は、京都大阪といった関西圏からの影響が大きく、内陸部(弘前・山形)は江戸からの影響が大きかったことを明らかにした。
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文学語学
巻: 第209号 ページ: 53-65
日本語言文化研究
巻: 第3輯(頁未定)
弘前大学教育学部紀要
巻: 第111号 ページ: 1-6
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