研究課題
基盤研究(C)
本研究の成果としては,まず長崎県・熊本県・鹿児島県・宮崎県・大分県のフィールドワークによって,動詞テ形・タ形・否定形の言語データを収集することができた。本研究では,特にテ形において,「テ」「デ」に相当する部分に現れる音声の分布を類型化しているが,2つの方言タイプが共存する「共生タイプ」を初め,新たな方言タイプの新発見があった。これらの新発見によって,方言がどのように形成されるかという理論的な問題に関しても,解明の糸口が得られた。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
研究論叢(山口大学教育学部)
巻: 第62巻, 第1号 ページ: 37-55
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005246342
九州大学言語学論集
巻: 第32号 ページ: 167-185
http://ci.nii.ac.jp/naid/120004405467