研究課題
基盤研究(C)
これまでの日本語アスペクト研究において、①「物語時」「表現時」という理論の不十分なこと、②韻文資料についての扱いが不十分なこと、③「虚構」のテクストの取り扱いに関する理論の不十分なことが明らかになった。②について例えば現代詩歌において「~てゆく」という表記は散文同様「~ていく」に比べてきわめて稀だが、流行歌の歌詞においては思いのほか「~てゆく」が多用されていることがわかった。③については「仮託」と「扮装」の区別を提唱した。
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日本語の研究
巻: 9巻, 3号 ページ: 76-83