研究課題
基盤研究(C)
本研究では、仮定法節と不定詞節の二つの構文を扱い、両者に存在する類似性と相違性がどのような統語的メカニズムにより生じるかを明らかにすることを研究目的とした。まず、両者の共通性として、両方の節には透明性の効果が観察される。しかし、相違性として、仮定法節は定形節であるが、不定詞節は非定形節であると考えられている。このため、定形節は不透明になるという従来の考えは妥当ではない。結論として、本研究では、仮定法節と不定詞節を観察することにより、従来の考えでは捉えることができなかった、節の定形性と透明性の効果の関係を明らかにした。
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