研究課題
基盤研究(C)
本研究では、有標性の観点から日本語の音韻発達上のデータを整理、分類し、音韻発達評価基準法の確立に役立つ基礎資料を提供することを目的としている。日本語の音韻獲得は、従来モーラ単位にのみ着目しながら課題語等を設定することが多かったが、より厳密な音韻発達評価基準法を確立させるためには、モーラ以外のさまざまな韻律構造がどのように関わりを持っているのかを明らかにする必要がある。本研究では、韻律構造上の単位間の関係について詳細に検討するために、逆唱課題に基づく実験等を行い、日本語の音韻獲得においては、モーラ以外にも音節やフットの単位が重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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Speech and Language Technology in Education 2013
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