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2011 年度 実施状況報告書

アジアの共通語としての英語の異文化間場面における談話研究

研究課題

研究課題/領域番号 23520599
研究機関名古屋商科大学

研究代表者

THOMPSON Alan  名古屋商科大学, コミュニケーション学部, 教授 (80319243)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードコーパス / リングア・フランカとしての英語 / 談話分析 / モダリティ
研究概要

日本と国際的な経営の学生で構成された多文化のディスカッショングループで国際共通語としての英語(リンガフランカとしての英語、ELF)の相互作用として、予備調査と英語のコーパスの編集を行った。これは、音声とビデオ録画された小グループの討論や発表と(英語のアジアのコーパスとこの別のプロジェクトのニーズにそれぞれと一致した)2つの様式に記録されたデータの転写を伴う。この小さなコーパスの分析の一部を完了しました。分析は、これまでネイティブスピーカーへのウィーン・オックスフォード国際英語コーパス(Vienna-Oxford International Corpus of English)と香港口語英語コーパス(Hong Kong Corpus of Spoken English)の外部比較で対処してきました。その上、コーパスがまだ小さいため、異なるバックグラウンドや役割の参加者の間での内部の比較は、手動でも分析を行うことができる。その結果は:1)異文化間の場面で、全体的に見て、参加者はモダリティを表すことが比較的少ない。2)より英語能力のあるとして認識される参加者、また、ディスカッションを支配して英語を"所有"するとして認識される参加者は、より多くモダリティ表すが、明示的ではない。"所有"ではないとして認識される参加者はよりはっきりモダリティをマークする。3)また、主にのみモダリティを表現する発話が高い"所有"グループの間でより頻繁にかもしれません。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の計画通りに進んでいる。ただし、参加者の構成はアジア人が思ったより少ない。これから、検査の対象にする職場を選ぶ条件を見直す。

今後の研究の推進方策

コーパスデータを収集する。学会発表およびワークショップへ参加する。研究成果をWEBで発表する。多ヶ所の調査査の職場を23年度の間に選ばれる。パイロット・スタディの英語による講義と多国籍の職場が決まり、調査のご承諾をもらったら調査が始まる。各現場で,最初の3ヶ月は職場での対話や会議を録音したり,職場の観察をしたり、職場の社員を面接したりするつもりだ。6ヶ月目まで、録音されたデータを書き写す(書き写す方法の訓練を含む)。8ヶ月目まで、会話分析をしたり、コーパスの分析を通して談話文法の特徴を探す。

次年度の研究費の使用計画

コーパスデータの収集 380000円学会、コーパスデータの分析方法のワークショップへの参加 620000円物品 200000円

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] International business students using ELF: 'Ownership" and the expression of modality

    • 著者名/発表者名
      Alan Thompson
    • 学会等名
      Fifth International Conference on English as a Lingua Franca
    • 発表場所
      Bogazici University, Istanbul
    • 年月日
      2012年5月25日
  • [学会発表] Strategies and adjustments in the English of international business students

    • 著者名/発表者名
      Alan Thompson
    • 学会等名
      Fourth International Conference on English as a Lingua Franca
    • 発表場所
      Hong Kong Institute of Education
    • 年月日
      2011年5月27日

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公開日: 2013-07-10  

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