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2011 年度 実施状況報告書

Web4uを活用した初級・中級フランス語e-ラーニング教育の応用的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23520659
研究機関東北大学

研究代表者

米山 親能  東北大学, 国際文化研究科, 名誉教授 (00003674)

研究分担者 寺本 成彦  東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (30252555)
坂巻 康司  東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (70534436)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードe-ラーニング・コンピューター支援学習 / Web4u
研究概要

今年度は、東日本大震災による研究棟の被災、研究機器の被災、および研究代表者・研究分担者の被災による研究開始の遅れのため、研究推進のための基礎的な準備を集中的に行った。 7月には研究代表者および研究分担者3名による、今後の研究方針に関わる打ち合わせおよび検討を行った。10月には、東北大学の杉浦謙輔教授とともに研究授業を行い、WebOCMを用いたe-ラーニング教育の実践とその有効性に関する検討を行った。あわせてその後、杉浦教授のアドバイスにもとづき、e-ラーニング教育および教材作成に関わる資料の収集を行った。 3月10日には、京都大学吉田南キャンパスで開催された、第10回e-ラーニング教育学会に参加し、多くの研究発表のなかから、e-ラーニング教育実践および推進に関わる貴重な知見を得た。とりわけ、大阪大学サイバーメディアセンターの細谷行輝教授を中心に行われている、新開発のe-ラーニング教育基盤ソフトWeb4uの操作とその有効性に関わる具体的なノウハウを習得した。さらには、翌日3月11には、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の大木充教授と、e-ラーニング教育教材作成に関わる打ち合わせを行い、大木教授の豊富な教材作成の経験にもとづいた教材作成の貴重なノウハウを学んだ。 次年度は今年度に得た貴重な知見やノウハウをもとに、e-ラーニング教育基盤ソフトWeb4uを活用した e-ラーニング教育に関わる独自の教材開発に力を注ぎたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

東日本大震災による、東北大学研究施設の被災、および研究代表者・研究分担者の自宅の被災等により、研究開始が遅れたため。

今後の研究の推進方策

平成24年4月に研究代表者および研究分担者3名により、今後の研究推進に関する打ち合わせを行い、e-ラーニング教材の作成のための資料収集を進める。平成24年7月には大阪大学サイバーメディアセンターの視察を行い、e-ラーニング教育の最新の情報と知見を得る。また同時に、同センターの細谷行輝教授と打ち合わせを行い、同センターが中心となって開発したe-ラーニング用基盤ソフトWeb4uの活用について、技術的・実践的なノウハウを学ぶ。 平成24年8月以降は、それまでに収集した資料および習得した技術的・実践的ノウハウをもとに、Web4uを活用したe-ラーニング教材の作成を行う。また、平成25年3月に開催予定のe-ラーニング教育学会第11回大会で、研究の成果を発表する予定である。

次年度の研究費の使用計画

次年度使用額は、今年度の研究を効率的に推進したことに伴い発生した未使用額であり、平成24年度請求額とあわせて、次年度に計画している研究の遂行に使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 津波に思う2011

    • 著者名/発表者名
      米山親能
    • 雑誌名

      川内親交会会報

      巻: 第25号 ページ: 9-10

  • [図書] ロートレアモンと文化的アイデンティティー  イジドール・デュカスにおける文化的二重性と二言語併用2012

    • 著者名/発表者名
      寺本稔彦(訳)
    • 総ページ数
      174
    • 出版者
      水声社

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公開日: 2013-07-10  

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