研究課題/領域番号 |
23520659
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
米山 親能 東北大学, 国際文化研究科, 名誉教授 (00003674)
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研究分担者 |
寺本 成彦 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (30252555)
坂巻 康司 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (70534436)
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キーワード | e-ラーニング / Web4u |
研究概要 |
本年度は大阪大学サイバーメディアセンターで行われた第11回e-ラーニング教育学会に参加し、多数の有意義な研究発表から、研究上有意義な知見を得た。とりわけ、立命館大学平尾日出夫教授の「英語学習教材アーカイブの公開」および、大阪大学の細谷行輝教授が中心となって進めている「クオータープロジェクト:15分でできるホームページ教材:15分で作る自動採点式Webテスト問題」は、きわめて有効なe-ラーニング用の教育ツールであるので、今後のe-ラーニング授業実践で大いに利用し、活用していきたい。また平成24年12月7日に、京都大学名誉教授の大木充先生をお招きし、東北大学国際文化研究科において、e-ラーニングに関する講演会を実施した。講演では、「e-Learning による「学修時間」の増加・確保とタイムマネジメント」および、「グローバル人材育成戦略と大学における外国語教育」の二つのタイトルでお話しをいただくとともに、その後参加者と熱心な質疑・討論を行い、大きな成果を得た。同年11月23日に、沖縄大学で行われたe-ラーニング教育学会主催のシンポジウム「外国語教育におけるe-Learningの現状と課題」および、「語学教育に特化したWeb対応授業支援システム『Web4u』」、「中国語教育におけるe-Learning」に参加し、積極的な発言・提言を行い、参加者から評価を得るとともにe-ラーニング教育に関する新たな知見を得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は12月にe-ラーニング教育にかかわる講演会を開催し、多数の参加者を得て、大きな成果を得た。また、11月に沖縄大学で行われたe-ラーニング教育学会主催のシンポジウムに参加し、積極的な発言・提言を行い、参加者から評価を得た。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、大阪大学サイバーメディアセンター細谷行輝教授をお招きし、e-ラーニング教育に関する講演会を東北大学において開催する。また、平成26年3月に関東学院大学で開催予定のe-ラーニング教育学会に参加し、これまでの研究成果をe-ラーニング教育学会において発表するとともに、学会誌に論文として掲載する。
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次年度の研究費の使用計画 |
講演会開催のための、講師の旅費および謝金。e-ラーニング教育学会参加のための旅費。e-ラーニング教育を推進するための教材・機器・書籍の購入。
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