研究課題/領域番号 |
23520670
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮本 マラシー 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (00200212)
|
研究協力者 |
ピューポーチャイ パースサポン タイのウボンラーチャターニー大学, 人文学部, 教員
ブーラナパタナー マリワン タイのコーンケーン大学, 人文社会学部, 助教授
シリワタナナーウィン ウィラット タイのシラパコーン大学, 文学部, 教員
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
キーワード | タイ語表現 / 五感の言葉 / 視覚語 / 味覚語 / 触覚語 / 嗅覚後 / 聴覚語 / 比喩 |
研究成果の概要 |
五感を表すタイ語表現には比喩的転用が多く見られる。ある感覚を表すために他の感覚語から転用する「共感覚的比喩」もあれば、感覚以外のことを表すための転用もある。「共感覚的比喩」の方向には、視覚⇔味覚、視覚→嗅覚、視覚→聴覚、触覚→視覚、触覚→味覚、触覚⇔聴覚、味覚⇔嗅覚、味覚→聴覚、があり、必ずしも先行研究の指摘にあるような一方向の転用ばかりではない。人や出来事の状態、人の感情、思考等、感覚以外のことを表すように転用されるものの方が「共感覚的比喩」よりも多くある。そして、それら比喩的転用を通して、タイ人の価値観や意識について確認することが出来た。
|
自由記述の分野 |
社会言語学
|