本研究を通じ、個々のドイツ語学習者がそれまでの学習による到達度をチェックリスト形式で自己診断しそれを基に学習を進めるためのドイツ語学習支援システムの作成を試みた。当該支援システムの一環として具体的には、以下のことを実現した。1)広大ドイツ語基礎語彙リスト(約1200語)の改善、2)ドイツ語初級文法到達度チェックリスト(約320項目)の作成、3)can do形式の言語能力チェックリスト(約550項目)の作成、4)上記のチェックリストと関連付けた独検3・4級準拠問題(約600題)の開発とDGSGを通じた配信、5)storyboard形式の速読支援プログラム・テキスト再生プログラムOLESの開発。
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