研究課題/領域番号 |
23520678
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
西原 俊明 長崎大学, 言語教育研究センター, 教授 (70208205)
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研究分担者 |
西原 真弓 活水女子大学, 文学部, 准教授 (70249671)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 国際情報交流 |
研究概要 |
平成23年度における研究実績計画に基づき、基本動詞、前置詞、形容詞の使用域を大規模コーパスを用いて精査し、イメージ化を進めるための英文を精査する作業を行った。また、使用域を調べた語彙に関しては、基本動詞の中核の意味と拡張された意味の電子教材によるイメージ化を行った。イメージ化したものは、学生の反応、及び、理解度の度合いを調べるために、担当している授業において用い、そのイメージの定着をさらに深化させるための課題を作成した。また、多少理解しにくいとの反応があったものについては、修正を加えた。さらに、イメージ化教材とそれを補完する補助教材によって、英語運用能力の増強にどの程度役にたったかを調査した。この調査には、長崎大学で実施されているG-TELP(国際英検)を用いた。また、G-TELP受験後に、学生にアンケート調査を行い、イメージ化の研究が語彙理解、及びG-TELPに役立ったかを検証した。平成23年度の研究は、情報コミュニケーション学会第9回研究会(長崎大学 平成24年6月9日)において、その成果、及び課題について発表が決定している。イメージ化における理解と英作文におけるタスク時間の関係については、別の学会で成果を発表することにしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
イメージ化された教材は、授業で用い、その効果を随時検証できている。また、その効果と課題については、学会発表を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、旅費については学会発表、研究会発表用として支出し、成果の確認と課題について研究者との意見交換を行い、より成果が期待できる教材の開発を行う予定である。また、今後も動詞、形容詞、前置詞の中核イメージを行う。特に、日本人学習者が共通に抱える問題点を内包する語彙のイメージ化を推進したい。
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次年度の研究費の使用計画 |
教材の電子化を行い、e-learningプログラムとして開発する費用として用いる。また、23年度に教材化したものの成果、課題を発表する学会関係旅費としての支出を計画している。
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