日本人の英語話者が、大学の国際的な模擬国連で英語のネイティブや外国人と交渉することにおいて、何が欠けているのか、必要なものを理解することを目的とする。 1)日本人の英語話者のための交渉に関する英語ELT教材を批判的に評価し、どのような語彙、文法、機能がターゲットとされるか、その理論的根拠とデータソースを見極めた。2)口語コーパスの専門家と協力した学識者とアジア各国のネイティブおよび日本人の英語話者から交渉データを収集し、文法、単語と2語以上のことばの語彙の研究を行った。3)応用会話分析、討論会での相互行為の秩序を研究する分析枠組みを通して、模擬国連の交渉での社会行為について学ぶことができた。
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