「国際英語論」の視点から、日本で英語を教える意義と効果に関する実証的研究

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23520718
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 外国語教育
• 研究機関: 中部大学
• 研究代表者: 塩澤 正 中部大学, 人文学部, 教授 (10226095)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• キーワード: 国際英語論 / World Englishes / global English / lingua franca / teaching English

研究概要

本研究の目的は国際英語論の立場から、日本の教育現場で英語を教える場合の態度、留意点、基準などを国政英語論とその関連連領域から考察し、具体的に教授法や教材までを提供することである。この研究を通していくつかの論文や口頭発表と1冊の専門書（『現代社会と英語－英語の多様性をみつめて』）（供編著）を発表することができた。また、さらに１冊の教材『Global Activator』、と専門書『国際英語論が英語教育を救う』（仮）を執筆中であり、2014年中には出版される予定である。

研究成果

• [雑誌論文] 国際英語論」の視点に立った英語教育とは─具体的目標と留意点─ (2014)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 雑誌名: 現代社会と英語-英語の多様性を見つめて(塩澤正他編,金星堂) ページ: 163-174
  • 査読あり
• [雑誌論文] 英語多変種との接触が学習者の英語観に与える影響―Outer Circleの英語に焦点を当てて― (2012)
  • 著者名/発表者名: 吉川寛・小宮富子・塩澤正・倉橋洋子・下内充
  • 雑誌名: JACET中部支部紀要 巻: 第10号 ページ: 55-80
  • 査読あり
• [雑誌論文] 英語教師に勧める「異文化理解」に関する本 (2012)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 雑誌名: 英語教育 巻: 62巻 ページ: 30-31
• [雑誌論文] 学校でしかできない英語教育とは大修館 (2011)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 雑誌名: 英語教育 巻: 第60巻第6号 ページ: 19-21
• [学会発表] (2014)
  • 著者名/発表者名: Tadashi Shiozawa, Gregory King
  • 学会等名: JALT 40th Annual International Conference on Language
  • 発表場所: 筑波国際会議場(予定)
  • 年月日: 2014-11-23
• [学会発表] 国際英語論の考え方を反映した英語教育とは?―情意レベルを刺激する肯定的体験学習のすすめ― (2013)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 学会等名: 大学英語教育学会中部支部12月定例研究会
  • 発表場所: 中京大学
  • 年月日: 2013-12-21
• [学会発表] 再考:児童にとってのコミュニケーションとは?-国際英語論の視点から (2012)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 学会等名: 日本児童英語教育学会中部支部春季研究大会
  • 発表場所: 中部大学名古屋キャンパス
  • 年月日: 2012-05-19
• [学会発表] Affective competence and World Englishes (2011)
  • 著者名/発表者名: Hiroshi Yoshikawa, Tadashi Shiozawa, et. al
  • 学会等名: 大学英語教育学会第50回記念国際大会
  • 発表場所: 西南学院大学
  • 年月日: 2011-09-01
• [図書] 国際英語論が英語教育を救う(仮) (2014)
  • 著者名/発表者名: 吉川寛・小宮富子・塩澤正・倉橋洋子・下内充
  • 出版者: (年度末出版予定)
• [図書] Gregory King Global Activator (2014)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 出版者: 金星堂(11月出版予定)
• [図書] 現代社会と英語-英語の多様性をみつめて, 編 (2014)
  • 著者名/発表者名: 塩澤正
  • 総ページ数: 総ページ数397
  • 出版者: 金星堂