研究課題
基盤研究(C)
本研究は、呼吸機能に負荷がかかる姿勢で浅く速い呼吸をする日本人英語学習者は、深く長い呼吸リズムを前提に表現される英語の聞き取りと読み取りが正しく行えない、という仮説の検証を目的とした。実験から、①円背姿勢で浅く速い呼吸をする被験者に英文を細かく区切る「返り読み」の傾向がある、②TOEIC上位グループに英語聴解時の音声リズム変化に対応する小刻みな呼吸リズムがある、③日本人学生には呼吸機能に違いがあるが、呼吸機能と英語の音読速度には相関がない、ことが判明した。
人文学