研究課題/領域番号 |
23520749
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
中山 晃 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (70364495)
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研究分担者 |
吉田 広毅 常葉大学, 外国語学部, 准教授 (40350897)
物井 尚子(山賀尚子) 千葉大学, 教育学部, 准教授 (70350527)
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キーワード | 外国語活動 / 特別支援学級 / ソーシャルスキル / ICT |
研究概要 |
事業次年度である平成24年度は,特別支援教育(学級)における外国語(英語)活動の授業参観と実態調査(実践段階)を年度テーマとして研究を行った。特に、前年度の研究結果を踏まえて、授業実践を研究協力者に行ってもらい、その様子をビデオに収録し、間接的な授業参観を行うとともに、その内容について、助言等を行った。また記録した動画は、当該学校関係者と児童の保護者の了承の下、小学校英語教育学会第12回大会で発表し、その成果を公表した。さらに、ソーシャルスキル・トレーニングを導入した特別支援学級での外国語活動の実践についても前年度までの実践を踏まえた知見をまとめ、論文を同学会に投稿し、採択された。そのほか、北海道旭川市内における小学校外国語活動研修会において、「特別支援教育に生かすことのできる外国語活動」という題目で、本年度の活動を、一般の先生方に公開した。なお、昨年度において作成段階にあった当該分野のレビュー論文の執筆も終え、これを関連学会に投稿し、採択された。 本年度における研究代表者と研究分担者、連携研究者、研究協力者は、次のタスクにそれぞれ取り組んだ。 1.研究代表者(中山晃):統括、特別支援教育(学級)における外国語活動に関する実践に関する助言とその実践のまとめ、2.研究分担者(物井尚子・吉田広毅):実践の際の留意点やICT活用の助言等、3.連携研究者(三浦優生):国際学会での英語による実践報告、4.研究協力者:特別支援学級での外国語活動の実践(本研究内容の実践)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度予定していた事業がほぼすべて遂行できたため。
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今後の研究の推進方策 |
申請書に記載の研究計画通りに、迅速・丁寧に研究を進める。具体的には、本研究目的の(3)の「教員に対する研修やサポート体制の現状把握とネットワーク構築の基盤形成」を行う。その他、事業最終年度となるので、まとめや報告を積極的に行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
次年度は研究最終年度であり、まとめの報告と発表段階となるので、当該分野の国内外の関連学会に参加を主に予定している。
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