研究概要 |
2013年度はまず、長期的研究に必要な3年目のデータを収集してすべてのデータのアーカイブを作成した。 同時に、データを収集したデータの分析と論文執筆・論文発表を行った。データ分析に際しては、会話分析の分野の熟練研究者と意見交換をしながら行った。口頭論文発表は、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で開催されたLanguage, Interaction, and Social Organization (LISO) Seminar および LISO Annual Conference、コロンビア大学ティーチャーズカレッジで開催されたLanguage and Social Interaction Working Group Annual Conference にて行った。両学会では発表論文に対して多くの貴重なコメントを他の研究者からいただいただけでなく、他の研究者の発表から会話分析及び言語教育に関する多くのことを学んだ。今回の研究の研究成果を2014年度に口頭発表するために発表応募も行い、国外の1学会分はすでに採択されており、国内の1学会分は現在審査段階である。また、今回の研究の成果を論文にまとめて国際雑誌に投稿し、複数の査読者と編集者から多くのコメントをいただき、現在当該論文を改訂中であり、まもなく再投稿する予定である。更に、今回の研究の研究法に関連した論文を執筆し、その論文は今年度中に出版される予定である。
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