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2013 年度 実施状況報告書

大学初年次における英語リメディアル教育のあり方:習熟度と学習動機からの考察

研究課題

研究課題/領域番号 23520772
研究機関同志社大学

研究代表者

田中 貴子  同志社大学, 文学部, 准教授 (50434676)

研究分担者 赤松 信彦  同志社大学, 文学部, 教授 (30281736)
キーワード英語教育 / 学習意欲 / リメディアル教育 / 混合研究法 / 質的研究
研究概要

大学生の低学力化が深刻化する中、日本の諸大学は英語のリメディアル教育を提供することで対策を講じようとしている。学力面とともに、学力向上維持の原動力である学習意欲(モチベーション) との観点からリメディアル教育の在り方を考察することは重要である。
本研究は英語の習熟度と英語を学ぶモチベーションの関係性を探るとともに、低学力者層のモチベーションの種類やパターンを質的に長期調査し、学力面と意欲面の向上のため、その両側面に配慮したリメディアル教育の在り方を考察することを目的とした3年計画の研究である。2013年は最終年度にあたる。
本年度はこれまでに収集したデータ (2011年度 量的データ及び質的データ,2012年度 量的データ)の分析を進めるとともに、2013年度にも過去2年間と同様のアンケート(1) motivation to learn L2, (2) Motivation to read in L1(Japanese) そして、(3) Motivation to read in L2(English)を含む)を新一年生に対し実施した。質的データ分析に加え、3年間の量的データを学年ごと、そして学力ごとの分析も進めてきた。また、質的研究結果の一部をイギリスの学会にて発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2013年度で完結させる予定であったが、上述したように、当初の通り研究参加者が見つからなかったことにより、研究計画の変更(1年目の量的質的研究に加えて、2,3年目の量的研究)があったため、新たなデータ収集や収集データの分析などが生じたため、少し予定より遅れている。

今後の研究の推進方策

学会発表や論文投稿の準備を進めていく。と同時に、長期的研究への協力者が見つからなかった理由を検討し、低学力・低モチベーションの学習者の学習支援を考察することが可能となる研究計画の在り方を考えていく。

次年度の研究費の使用計画

2013年度で完結させる予定であったが、質的研究参加者が予定通り見つからなかったため、研究計画を変更し、1年目の量的質的研究に加えて、2,3年目にも量的研究を実施した。それにより新たなデータ収集や収集データの分析などが生じたため、学会発表や論文投稿の予定が遅れてしまった。
研究結果の学会発表及び論文投稿の準備、および学会参加への旅費等に使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Listening to less-motivated learners: A qualitative study2013

    • 著者名/発表者名
      Takako TANAKA
    • 学会等名
      BAAL Language Learning and Teaching Special Interest Group 9th Annual Conference
    • 発表場所
      St. Mary's University College, Twickenham, England
    • 年月日
      20130704-20130705

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公開日: 2015-05-28  

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