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2013 年度 研究成果報告書

古代・中世の朝鮮半島における貨幣流通の様相と東アジア世界

研究課題

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研究課題/領域番号 23520786
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 史学一般
研究機関山形大学

研究代表者

三上 喜孝  山形大学, 人文学部, 准教授 (10331290)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード東アジア世界 / 銭貨流通 / 現物貨幣
研究概要

本研究の目的は、これまであまり関心が持たれてこなかった、朝鮮半島の古代・中世における貨幣流通の実態を明らかにすることであった。古代・中世の朝鮮半島では、中国で盛んに発行された円形方孔の銅銭の影響を常に受けながらも、それらの銅銭は実際に流通したものと考えるよりもむしろ、呪術的な意図で用いられることが多く、実際の社会においては、現物貨幣の影響力が強いことが明らかになった。この点が、同じ中国の影響を受けた日本の古代・中世社会とは異なる特質であると考えられる。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2013 2012 2011 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 日本出土の古代木簡―近年(2012年)の出土木簡2012

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 雑誌名

      木簡と文字(韓国)

      巻: 9 ページ: 201-209

  • [雑誌論文] 日本出土の古代木簡-近年(2008~2011年)の出土木簡-2011

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 雑誌名

      木簡と文字(韓国)

      巻: 7 ページ: 193-200

  • [雑誌論文] 山形大学小白川図書館所蔵『物部守屋大連之碑』拓本について

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 雑誌名

      山形大学歴史・地理・人類学論集

      巻: 14 ページ: 63-72

  • [学会発表] 古代日本における繊維製品の生産と流通2013

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 学会等名
      山梨県考古学協会
    • 発表場所
      於帝京大学山梨文化財研究所
    • 年月日
      20130115-16
    • 招待講演
  • [学会発表] 古代地方社会と文字文化2012

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 学会等名
      国立歴史民俗博物館国際シンポジウム
    • 発表場所
      於イイノホール
    • 年月日
      20121215-16
    • 招待講演
  • [学会発表] 『龍王』銘木簡と古代東アジア世界2011

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 学会等名
      国立中央博物館特別展「文字・それ以後」国際シンポジウム
    • 発表場所
      於韓国国立中央博物館
    • 年月日
      2011-10-14
  • [図書] 日本古代の文字と地方社会2013

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝
    • 出版者
      吉川弘文館
  • [図書] 古代中世の境界意識と文化交流2011

    • 著者名/発表者名
      三上喜孝(共著)
    • 総ページ数
      81-95
    • 出版者
      勉誠出版

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公開日: 2015-07-16  

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