研究課題
基盤研究(C)
戦間期の国際的非政府組織「太平洋問題調査会(IPR)」は、1930年代において、従来の評価のように善隣友好や研究・調査の分野のみでなく、トランスナショナル・ネットワークとして重要な政治的役割を果たしていたことを実証的に明らかにした。特に、1939年の外遊において、カーターIPR国際事務局長が対日経済制裁、ソ連と英仏の同盟交渉、中国の抗日支援などのアメリカ政府の重要な外交政策に関連した情報収集および対外宣伝に関与していたことを明らかにした。
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人文社会科学研究(千葉大学)
巻: 28号 ページ: 32-38
アメリカ研究
巻: 46号 ページ: 69-87