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2016 年度 研究成果報告書

偽文書・由緒書からみる近世の歴史認識と記憶

研究課題

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研究課題/領域番号 23520808
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関信州大学

研究代表者

山本 英二  信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (20262678)

連携研究者 渡邉 匡一  信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (40306098)
山田 健三  信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (00221656)
佐藤 全敏  信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (20313182)
西田 かほる  静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (50265576)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2017-03-31
キーワード歴史認識 / 記憶 / 由緒 / 偽文書
研究成果の概要

本研究では、これまで荒唐無稽で信憑性に欠けるとして研究対象と見られてこなかった偽文書や由緒書を活用して、近世日本における歴史認識と記憶の問題について取り組んだ。具体的には、長野県木曾郡王滝村御嶽神社を事例に、これまで19世紀以降に展開すると考えられがちであった由緒を、17世紀にさかのぼって分析・検討した。本研究では、従来の研究では手薄であった寺社縁起と由緒の関係に着目して、その由緒を論じた。またアーカイブズ学の方法論を活用して、史料群自体が有する歴史的言説について明らかにした。今回の研究では、戦前・戦後を通じてその全貌が明らかでなかった御嶽神社の古文書整理を完遂することができた。

自由記述の分野

日本近世史

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公開日: 2018-03-22  

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