研究課題
基盤研究(C)
本研究は、福祉社会の今後を考えるために、ボランタリー活動がどのような役割を果たしてきたかを、歴史の視点から検討したものである。具体的には、100年前のイギリスで成立した地方規模、全国規模の官民福祉の融合体(今日の「社会福祉協議会」)の活動を検討した。そこで「社会サ―ビス」が成立したが、それは第二次大戦後の福祉国家成立後も脈々として活動を続け、福祉社会の重要な担い手のひとつとなっていることを示した。
イギリス近現代史