• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

考古学からみた中世鋳物師の総合的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23520946
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関北九州市立自然史・歴史博物館

研究代表者

松井 和幸  北九州市立自然史・歴史博物館, 歴史課, 歴史課長 (10372236)

研究分担者 安間 拓巳  比治山大学, 現代文化学部, 准教授 (40263644)
野島 永  広島大学, 大学院文学研究科, 准教授 (80379908)
鳥越 俊行  独立行政法人九州国立博物館, 研究員 (80416560)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード考古学 / 鋳造 / 鋳物師 / 梵鐘
研究概要

本研究は、遺跡出土の鋳型から中世鋳物師の作業工程の復元と、小倉鋳物師が鋳造したと考えられる梵鐘をテーマとした。まず鋳物師の作業復元は、遺跡から出土の土製鋳型を復元し、土製溶解炉を復元して鉄を溶解し鉄の鋳造実験を行い、各工程の詳細なデーターを収集した。次に、小倉鋳物師の鋳造した梵鐘は龍頭に特徴がある。このことから小倉鋳物師が1456年以降琉球国に行って、青銅製梵鐘を大量に鋳造していることがわかった。
この事実は、今まで文献に記載もなく、今回の研究を通じて初めて明らかにされた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 沖縄県立博物館・美術館所蔵梵鐘の科学的調査2014

    • 著者名/発表者名
      鳥越俊行、崎原恭子、松井和幸、新郷英弘、八木孝弘
    • 学会等名
      日本文化財科学会第31回大会
    • 発表場所
      (ポスター)
    • 年月日
      20140000
  • [学会発表] 土製甑炉の操業及び鉄製農具の復元実験について2013

    • 著者名/発表者名
      松井和幸、新郷英弘、八木孝弘、樋口陽介、堤亮一
    • 学会等名
      平成25年度たたら研究会岡山大会
    • 年月日
      20130000

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi