研究課題
基盤研究(C)
徳島県の祭り囃子の比較分析を行った結果、県下のお囃子は大きく県北型(大太鼓1・小太鼓2・鉦2)、県南型(大太鼓1・小太鼓2・鉦2・大鼓2・小鼓2)に分かれることがわかった。県南にはさらに鳴り物の掛け合いをともなう「拍子」、三味線・歌が加わる「祇園囃子」が伝承されている。いずれの地域でも複数のお囃子が祭りの場面に応じて奏し分けられており、お囃子が単なる伴奏ではなく、儀礼の進行や場面転換に大きな役割を果たしていることが明らかになった。
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徳島地域文化研究
巻: No.12 ページ: 86-99
巻: No.12 ページ: 58-85
巻: No.11 ページ: 116-150
巻: No.11 ページ: 96-115