研究課題
基盤研究(C)
戦後粗悪化したファインマットの復興運動は2003年から政府の政策となった。女性の仕事の再評価と現金収入の方策が主眼であった。同時に儀礼交換の縮小は政府の方針である。しかし一方、上質ファインマットは退蔵されている。粗悪なファインマットは姿を消したが、それに代わって儀礼交換に供されているのは、粗悪品と質的には代わらない巨大ファインマットであった。世界中に広がるグローバルなサモア人社会を結びつけている儀礼交換は、それなりの機能があり、形をかえてサモア社会に生き延びていくのであろう。
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「3.11」と歴史学(有志舎)
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経済志林
ページ: 289-307
私と歴史学(有志舎)
ページ: 115-123
Global Anthropologies, Intellectual Property Publishing House
ページ: 85-92
柄木田康之・須藤健一編『オセアニアと公共圏―フィールドワークからみた重層性(昭和堂)
ページ: 88-106
須藤健一編『グローカリゼーションとオセアニアの人類学』(風響社)
ページ: 123-153
クライナーヨーゼフ編『近代〈日本意識〉の成立―民俗学・民族学の貢献(東京堂出版)
ページ: 152-165
床呂郁哉・河合香吏編『"もの"の人類学』(京都大学学術出版会)
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Keizai Shirin (The Hosei University Economic Review)
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http://www.t.hosei.ac.jp/~matoriy