研究課題
基盤研究(C)
本研究は、沖縄県那覇市周辺地域の頼母子講である模合(模合)について文化人類学的フィールドワークを行い、現在主流の「親睦模合」が、都市の流動的な人間関係をつなぎ止め、金融以外の面でも「助け合い」組織として機能していることを明らかにした。また大阪市大正区の調査では、沖縄系の人びとがもちこんだ模合は「タノモシ」として、大阪人を巻き込んで沖縄系コミュニティの核となっていることを明らかにした。
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