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2011 年度 実施状況報告書

価格圧搾に対する一般競争法の規定による規律に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23530070
研究機関早稲田大学

研究代表者

福田 雅樹  早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (30580211)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード価格圧搾 / 単独取引拒絶 / 経済法 / 一般競争法 / 公益事業法
研究概要

本研究は、価格圧搾に対する一般競争法の規定による規律に関する日米EUの比較法的研究である。日米EUにおける価格圧搾に対する一般競争法の規定による規律に関する裁判例等及び学説等について、単独取引拒絶、略奪的価格設定等価格圧搾に関連する他の反競争的行為類型(以下「関連行為類型」という。)に関する裁判例等及び学説等と照合しつつ分析することにより、日米EUにおける議論の展開及び到達点並びに日米EUの異同を整理し、もって我が国における垂直統合事業者による価格圧搾に対する規律の在り方に関し、関連する公益事業法等の規定による規律の在り方をも含め、総合的に検討する際の示唆を得ることを目的とする。 平成23年度上半期においては、同年度が本研究の初年度であることから、研究実施計画に則り、日米EUにおける関連する裁判例等及びその評釈、関連する学術論文等の蒐集及び整理を行うとともに、そのうちの主なものを精読することによってこれまでの議論の展開の概況を把握することに努めた。下半期においては、研究実施計画に則り、米国における議論の展開及び到達点を整理することに取り組んだ。同年度の研究の成果については、研究実施計画に則り、平成24年度第1四半期中を目途に論文を執筆する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の研究実施計画に予定していることについては、概ね順調に進展している。ただし、平成23年度中の実行を予定していた米国での情報蒐集については、日程の調整がつかず同年度の実行を見送ったため、平成24年度に行う考えである。

今後の研究の推進方策

当初の研究実施計画に則って研究を進めていくことを基本とする。ただし、平成23年度中の実行を予定していた米国での情報蒐集については、日程の調整がつかず同年度の実行を見送ったため、平成24年度に行う考えである。

次年度の研究費の使用計画

当初の計画に則って使用することを基本とする。ただし、平成23年度中の実行を予定していた米国での情報蒐集を平成24年度に行う考えであることから、これに要する費用は同年度に使用する考えである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Competition, Regulation, and Consumer Protection in Japan’s Telecommunications2011

    • 著者名/発表者名
      林秀弥=富岡秀夫=中崎尚=板倉陽一郎=福田雅樹
    • 学会等名
      情報通信学会情報通信経済法学研究会(招待講演)
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2011年10月8日

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公開日: 2013-07-10  

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